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掃除方法

ドラム式洗濯機の掃除方法とは?基本のお手入れを一挙解説

「ドラム式洗濯機を買ったけれど、今まで縦型だったから掃除の仕方がわからない」という方はよくいらっしゃいます。

ドラム式と縦型では、構造が違うので「掃除のやり方が違うのでは?」と心配される方が多いですが、基本的な掃除手順は縦型もドラム式も一緒です。

ただ、機能の少ない縦型から高機能のドラム式洗濯機に買い替えた場合は、「掃除する箇所がわからない」という方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、ドラム式洗濯機をはじめて買ったという人に向けて、基本的なお手入れの方法をご紹介したいと思います。

ドラム式洗濯機の掃除頻度をパーツ別に解説

「ドラム式洗濯機の掃除頻度は、1ヵ月に1回」というのが定番フレーズですが、部品によっては毎回~週1回のような頻度が推奨されていることもあります。

そこでまずは、掃除するパーツ別に掃除頻度の目安をご紹介いたします。

掃除パーツ 掃除頻度(目安)
洗剤投入ケース 月1回
乾燥フィルター 乾燥機能使用後毎回
糸くずフィルター 週1回(大体2~3回使用後に1回)
ドアのゴムパッキン 月1回
洗濯槽 月1回

ドラム式洗濯機の乾燥フィルター・糸くずフィルターの掃除頻度について

乾燥フィルターの掃除頻度は、「乾燥機能使用後毎回」となっていますが、これはどのメーカーでも説明書に「乾燥機能使用後は、毎回掃除してください」と書かれています。

これは、乾燥フィルターにゴミが溜まっていると「生乾き臭がする・いつもより湿っている」というようなトラブルの原因になるためです。

また、糸くずフィルターの掃除頻度は「週1回」が目安になっていますが、「洗濯量が多い・使用回数が多い」ほど糸くずが溜まるペースが早くなります。

糸くずフィルターがパンパンのまま洗濯すると、「白いホコリがついている」「薄い灰色のゴミがついている」といった症状が出るので、大体2~3回使ったら掃除するのがおすすめです。

ドラム式洗濯機の掃除に必要な道具

ドラム式洗濯機の掃除に必要な道具についてですが、縦型洗濯機の掃除に使うものと基本的に同じです。

  • 【必要な道具】
  • ・洗濯槽クリーナー
  • ・マイクロファイバー布巾
  • ・歯ブラシ

マイクロファイバー布巾はホコリが取りやすいので紹介していますが、「雑巾」でも問題ありません。

洗濯槽クリーナーについては、「塩素系と酸素系どっちがいいの?」と悩まれる方が多いので、詳しく解説したいと思います。

ドラム式洗濯機の掃除では「塩素系と酸素系」どっちの洗剤がいいの?

結論から申し上げると、「カビを分解して徹底的にきれいにしたい」であれば塩素系、「小さいお子さんがいる・塩素の臭いが嫌い」であれば酸素系がおすすめです。

洗濯槽クリーナー 選ぶ基準
塩素系クリーナー ・漬け置き時間が短い(洗浄回数が少ない)
・ゴミ取りの手間がない
・カビを溶かしてきれいにする
酸素系クリーナー ・塩素臭がしない
・カビを浮かせて落とす

漬け置き時間の違いについてですが、洗濯機の「槽洗浄機能」を使うのであれば、漬け置き時間に違いは出ないので気にする必要はないでしょう。

それよりも、「酸素系クリーナーは浮いた汚れ(黒いゴミ)を取る手間がある」ので、その面倒な手間をなくしたい方は塩素系クリーナーがおすすめです。

酸素系クリーナーはドラム式洗濯機非対応が多い

注意点ですが、酸素系クリーナーは「ドラム式洗濯機非対応」のものが多いので注意しましょう。

日本製のドラム式洗濯機は「泡が発生すると、水を排水する」仕組みになっており、酸素系クリーナーは洗浄中に泡が発生するため、エラーが頻発する可能性があります。

とくに、「オキシクリーンをドラム式洗濯機に使ったら故障した」という失敗談はよくあることですので、ご注意ください。

ドラム式洗濯機の掃除方法

ここからは、ドラム式洗濯機の基本的な掃除方法についてご紹介します。

細かい順番などはありませんが、洗剤投入ケースやフィルターの掃除前に洗濯槽を掃除してしまうと、後から汚れが洗濯槽に流れてきます。

なので、「洗濯槽の掃除は一番最後」にするのがいいでしょう。

ドラム式洗濯機の掃除方法1.洗剤投入ケース

「洗剤・柔軟剤を自動で入れる」洗剤投入ケースは、月1回の頻度で、「水洗い」します。

  • 【洗剤投入ケースの掃除手順】
  • 1.洗剤投入ケースを、洗濯機本体から引き抜く。
  • 2.水洗いする。
  • 3.洗剤がダマになっている場合は、雑巾で拭き取る。
  • 4.ケースを元に戻して完了。

「水洗いで大丈夫?」と不安に思われるかもしれませんが、水洗いで問題ありません。

ドラム式洗濯機の掃除方法2.乾燥フィルター

乾燥フィルターは洗濯機の上部についているものが多く、乾燥機能を使った後に毎回掃除します。

  • 【乾燥フィルターの掃除手順】
  • 1.乾燥フィルターを引き抜く。
  • 2.フィルターについている糸くずをゴミ箱に捨てる。
  • 3.細かい糸くずは、水を固く絞った布巾(雑巾)で拭き取る。
  • 4.元の位置に戻して完了。

「毎回の掃除」であれば、糸くずをゴミ箱に捨てる程度で問題ありません。

内部フィルターが外せないときは「専用ブラシ」

「本体のフィルター周りの小さいホコリが気になる」「内部フィルターが外せないので、ホコリが取り切れない」という場合。

このような場合は、「ドラム式洗濯機掃除専用ブラシ」を使ってみてはいかがでしょうか。

頑張って割りばしと雑巾を突っ込んでホコリを取る方法もありますが、ブラシを使えば簡単にホコリが取れますので検討してみてください。

ドラム式洗濯機の掃除方法3.糸くずフィルター

本体の下側にある糸くずフィルター(排水フィルター)は、週に1回(2~3回使用後)に、水洗いします。

  • 【糸くずフィルターの掃除手順】
  • 1.糸くずフィルターを引き抜く。
  • 2.大きなゴミをゴミ箱に捨てる。
  • 3.フィルターにくっついた細かいゴミは、歯ブラシでこすり落とす。
  • 4.フィルターを元の位置に戻して完了。

「ドロドロのゴミがくっついていた!」というような場合は、「すすぎ→排水→フィルター掃除」を何回か繰り返すといいでしょう。

糸くずフィルターのお掃除が一番大事

洗濯機のお掃除はどれも大事ですが、糸くずフィルターのお掃除は「洗濯機の運転」にも影響を及ぼすので優先してされることをおすすめします。

糸くずフィルターが詰まってしまうと、ドラム式洗濯機の場合は「排水エラー」が起こり、排水ができないなどのトラブルに発展することがあります。

エラーの解消手順を調べるのも、実行するのも大変ですので、あまり時間が取れない方は糸くずフィルターだけでも掃除されることをおすすめします。

ドラム式洗濯機の掃除方法4.ドアのゴムパッキン

縦型にはなかった、「洗濯機ドアのゴムパッキン」は、月に1回マイクロファイバー布巾でホコリを取ります。

  • 【ドアゴムパッキンの掃除手順】
  • 1.マイクロファイバー布巾を水で固く絞る。
  • 2.ドアのゴムパッキンを拭いて完了。

あまり目に付かないので気づきづらいですが、ゴムパッキンの内側に糸くずやホコリ、黒いカビのような汚れが溜まっていることがあります。

悪臭や汚れの原因にもなりますので、月に1回、掃除されることをおすすめいたします。

ドラム式洗濯機の掃除方法5.洗濯槽

ドラム式洗濯機の洗濯槽も縦型同様に、洗濯槽クリーナーを使って、月1回の頻度で行います。

  • 【洗濯槽の掃除手順】
  • 1.洗濯槽クリーナー(洗剤)を入れる。
  • 2.「槽洗浄」機能を使う。
  • 3.槽洗浄が終了したら完了。

メーカーの洗濯槽クリーナーがおすすめ

洗濯槽クリーナーというと「カビキラー」が有名ですが、実はメーカーによっては「洗濯機メーカー公式の専用洗剤」があります。

ネット注文する必要がありますが、メーカーが自社のドラム式洗濯機にあわせて作った洗浄剤ですので、安心して使うことができます。

ただ、専用洗剤がないメーカーもありますので、そのような場合はカビキラー(洗濯槽用)を使うのがおすすめです。

ドラム式洗濯機の掃除方法まとめ

ドラム式洗濯機の掃除は、縦型洗濯機のときとやること自体は大体一緒です。

清掃頻度も縦型とあまり変わりませんが、「糸くずフィルター」については、詰まりを起こすと運転エラーが起こることがあるので優先して掃除されることをおすすめいたします。

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