洗濯機のカビ取りにおすすめの洗濯槽クリーナ6選！基本的な選び方も解説

「洗濯槽クリーナーを使っているけれど、カビの汚れが残っている」「ちゃんと掃除しているのに、カビ臭がすぐ起こる」という場合。

洗濯機のカビ取りでは、「洗濯槽クリーナーを入れて、槽洗浄ボタンを押すだけ」なので、カビ落ちが悪い場合は「クリーナー」選びに問題があるかもしれません。

そこでこの記事では、洗濯機のカビ取りに使うクリーナーの選び方や縦型・ドラム式それぞれでおすすめの洗濯槽クリーナーについてご紹介したいと思います。

洗濯機のカビ取りに使う洗濯槽クリーナーの選び方

最初に、洗濯機のカビ取りに使う洗濯槽クリーナーの基本的な選び方についてご紹介したいと思います。

「選び方はいいから、おすすめを知りたい」という方は、下記もくじから該当する項目に移動できます。

洗濯機のカビ取りなら「塩素系」漂白剤を選ぶのがおすすめ

洗濯機のカビ取り剤では、「塩素系と酸素系」の2種類がありますが、カビ取り目的なら「塩素系」がおすすめです。

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤の場合は、「菌を浮かせて洗濯槽から剥がす」のに対して、カビキラーなどの塩素系漂白剤は「洗濯槽についた菌そのものを溶かす」という違いがあります。

もっと簡単にいうと、「酸素系はカビを生きたまま水に溶かす」のに対して「塩素系はカビを殺した状態で水に溶かす」ということです。

塩素系漂白剤の方は、根本からカビ退治をしてくれるので、「しっかりカビを取りたい」という人には塩素系のカビ取り剤がおすすめです。

酸素系漂白剤は「肌にやさしい」「汚れ落ちがいい」の間違い

「酸素系漂白剤は優しいから安心」「酸素系洗剤はごっそり汚れを落とす」というキャッチコピーが流行っていますが、これは100%正しいわけではありません。

それぞれのキャッチコピーについて、少し解説したいと思います。

酸素系漂白剤は肌に優しくはない

酸素系漂白剤は、油汚れに強い食器用洗剤と同じ「弱アルカリ性」です。

塩素系漂白剤は「アルカリ性」なので、酸素系と塩素系を比較した場合は酸素系の方が優しいと言えます。

ただ、「酸素系漂白剤」自体が肌に優しいかというと、弱アルカリ性ですので優しいというわけではありません。

酸素系漂白剤は汚れ落ちがいいわけではない

酸素系漂白剤を使うと、洗濯槽に「黒い汚れ」が浮いてくるので「汚れ落ちがいい！」と思ってしまいますよね。

実際は、酸素系漂白剤の場合は菌が浮いてきて、汚れを網ですくう手間が発生しているだけなので、汚れ落ちがいいわけではありません。

対して、塩素系漂白剤は「菌（汚れ）を溶かして」いるので、酸素系と比較すれば塩素系漂白剤の方が汚れ落ちがいいと言えます。

洗濯機のカビ取りクリーナーには「ドラム式では使えないものがある」

市販の洗濯機のカビ取りクリーナーについてですが、「ドラム式洗濯機では使えない」ものがあるので店舗で買う際はご注意ください。

この記事では、縦型洗濯機とドラム式洗濯機のおすすめを別々に紹介していますが、似たようなものを店舗で買おうとしている方は必ず自分が使っている洗濯機のタイプに対応しているか確認するようにしましょう。

洗濯機のカビ取りにおすすめの洗濯槽クリーナー6選

基本的なカビ取り剤の選び方や誤情報について解説しましたが、ここからは「カビ取りにおすすめの洗濯槽クリーナー」をご紹介します。

縦型とドラム式で、使える洗濯槽クリーナーが違いますので、分けてご紹介いたします。

縦型洗濯機のカビ取りにおすすめの洗濯槽クリーナー

ここでは、縦型洗濯機のカビ取りにおすすめな洗濯槽クリーナーをご紹介します。

縦型洗濯機でおすすめ1.東芝 洗濯槽クリーナー

東芝の洗濯槽クリーナー（N-W1A）は、全メーカー、縦型洗濯機専用の塩素系洗濯槽クリーナーです。

「何度掃除しても浮いてくる黒いカビ汚れ」が除去できると評判ですので、黒いカビ汚れに悩んでいる方にもおすすめです。

縦型洗濯機でおすすめ2.洗濯槽カビキラー

洗濯槽カビキラー（塩素系）は、縦型・ドラム式どちらの洗濯機にも使える市販の塩素系洗濯槽クリーナーです。

スーパーやドラッグストアで購入できるので、知っている方も多いと思います。

メーカー純正品のクリーナーを使用した方からはあまり評価が高くないですが、値段は圧倒的にカビキラーの方が安いので、「洗濯機を買ったばかりで汚れは少ない」という方におすすめです。

縦型洗濯機でおすすめ3.洗濯槽クリーナー（茂木和哉）

洗濯槽クリーナー（茂木和哉）は、縦型洗濯機専用の塩素系洗濯槽クリーナーです。

値段はメーカー純正品より安く、市販のカビキラーより高いので、「1年くらい掃除をしてないからカビ汚れが心配だけど、メーカー純正品は高いなぁ・・・」という方におすすめです。

ドラム式洗濯機のカビ取りにおすすめの洗濯槽クリーナー

ここでは、ドラム式洗濯機のカビ取りにおすすめな洗濯槽クリーナーをご紹介します。

ドラム式洗濯機でおすすめ1.日立 洗濯槽クリーナー

日立の洗濯槽クリーナー（SK-750）は、ドラム式洗濯機専用の塩素系洗濯槽クリーナーです。

日立の製品ですが、パッケージにも書いてあるように「全メーカーで使用可能」です。

ドラム式洗濯機の場合、東芝と日立どちらにするか迷ってしまいますが、「黒い汚れ」に困っているなら東芝、「洗濯物の悪臭」に悩んでいるなら日立がおすすめです。

ドラム式洗濯機でおすすめ2.パナソニック 洗濯槽クリーナー ドラム式専用

パナソニックの洗濯槽クリーナー（N-W2）は、ドラム式洗濯機専用の塩素系洗濯槽クリーナーです。

東芝・日立のクリーナーよりも価格が安いので、「安くても大手製品がいい」という方におすすめです。

ドラム式洗濯機でおすすめ3.シャープ ドラム式洗濯機用 洗濯槽クリーナー

シャープの洗濯槽クリーナー（ES-CD）は、全メーカー対応のドラム式洗濯機用の塩素系洗濯槽クリーナーです。

価格は東芝・日立よりも安く、パナソニックよりも若干高いくらいです。

シャープのドラム式洗濯機を使っていて、「洗濯槽クリーナーもシャープがいい」という方におすすめです。