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選び方

電気を使わない加湿器って効果あるの?ペーパーや陶器の仕組みとは

秋から冬にかけて、家電売り場でも加湿器コーナーの近くに、ペーパー製や陶器製のエコ加湿器を置いているのですが「本当に加湿できるんですか?」といったご質問をよくいただきます。

結論から申し上げると「加湿できます」が、加湿量や加湿範囲は、製品や素材によって異なるので「しっかり加湿したい」という場合は製品選びや使いかにコツが必要になります。

そこでこの記事では、これからエコ加湿器を買おうと思っている方に向けて、電気を使わない加湿器の効果や仕組み、しっかり加湿もできる製品の選び方を解説したいと思います。

また、既にエコ加湿器を買ったけれど「加湿効果を感じない」という方向けに、加湿効果を上げる使い方のコツもご紹介いたします。

電気を使わない加湿器の仕組みと効果について

電気を使う加湿器との違いを解説

売り場のエコ加湿器コーナーにいるお客様との話で多いのが「電気を使わない加湿器って、どうやって加湿してるんですか?」というご質問です。

多いと言っても月数人くらいで、大体の人は「見た目がかわいい」「おしゃれだし、インテリアとして買いたい」という方が多いので、加湿機能はそれほど重視されていないようです。

とはいえ、加湿効果も購入を検討する重要な条件にされている方もいらっしゃると思いますので、まずはどのようにして加湿しているのか仕組みと効果について解説したいと思います。

ペーパーも陶器も加湿方法は自然気化式

電気を使わない加湿器は2種類

電気を使わない加湿器というと「ペーパー加湿器」と「陶器製加湿器」の2種類がありますが、どちらも「自然気化式」と呼ばれる加湿方式を使っています。

難しい名前がついていますが、簡単に申し上げると「水が自然に蒸発することで、空気を加湿する」加湿方式のことです。

電気を使う加湿器にも「気化式」という似たような加湿方式がありますが、少し仕組みが違いますので次の見出しで詳しく解説いたします。

電気を使う気化式加湿器と自然気化式の違いとは?

加湿量・範囲は電気を使う加湿器が優秀

電気を使う気化式加湿器と電気を使わない自然気化式加湿器(ペーパー・陶器)は、実は加湿する仕組み自体はほぼ同じです。

違うところというと、電気を使う気化式加湿器の場合は「ファンを使って、気化フィルターの水分を飛ばして空気を加湿できる」ということです。

また、もう少し細かい違いを見ると「気化フィルターが低温でも気化蒸発できる構造・素材を使っている」といった違いもあります。

「当たり前」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、自然気化式よりも電気を使う気化式加湿器の方が加湿能力は上になります。

加湿量と加湿範囲の目安について

電気を使わない加湿器と普通の加湿器の加湿量の違い

「電気を使う加湿器と、電気を使わない加湿器って、どれくらい性能が違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

電気を使う加湿器でも、加湿方式や本体サイズによって加湿量・加湿範囲は異なりますが、加湿能力の小さい卓上サイズの超音波加湿器と比較すると下記のようになります。

種類 超音波加湿器(卓上サイズ) エコ加湿器(ペーパー式)
加湿量(目安) 240ml/h 10ml/h
加湿範囲(目安) 3~5畳 1畳未満

コップや皿に水だけ入れるよりは加湿できる

加湿器と比べると加湿能力の低さが際立ちますが、「コップや皿に水を入れて放置」するよりは加湿能力は上です。

とはいえ、「喉をうるおす」「唇をつやつやに保つ」ほどの加湿能力はないので、加湿器というよりも「ちょっとだけ潤うかわいい雑貨」と思って買った方がいいでしょう。

ただ、使い方によっては卓上くらいの範囲であれば、乾燥を防ぐ程度の加湿能力を引き出すこともできます。

ページ下部では、エコ加湿器の加湿能力を上げる使い方のコツについて紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。

電気を使わない加湿器の種類と特徴

電気を使わない加湿器には「ペーパー(紙製)」と「陶器製」の2種類あり、それぞれ加湿能力やお手入れの仕方などが異なります。

ここでは、「これからエコ加湿器を買おうと思っている」という人に向けて、ペーパー加湿器と陶器製加湿器の特徴について解説したいと思います。

ペーパー加湿器はお手入れラクで加湿量多い

ペーパー加湿器は加湿量が多くてお手入れがラク

ペーパー加湿器は、容器に水を入れてセットすることで、ペーパー部分に浸透した水が蒸発することで加湿できるエコ加湿器です。

ペーパー(紙製)とありますが、実際には「不織布」なので、水に濡れてもへたれることなく乾けば再度使うことができます。

お手入れは「水を入れ替えるだけ」「使用後は乾燥させるだけ」なので、非常にラクで、加湿量も陶器製のものに比べて多い傾向にあります。

ちゃんとしたメーカー製品なら、基本的に「抗菌・防カビ加工」が施されているので、衛生面の心配もないでしょう。

陶器製加湿器は加湿量少ないがかわいい製品多い

陶器製加湿器は加湿量は少ないが見た目がかわいい

陶器製加湿器の場合は「陶器の人形に水をかけるもの」と「陶器の人形の中に水を注ぐもの」「コップなどに水を入れて陶器の人形を入れるもの」の3種類あります。

ペーパー加湿器と比べて表面積が小さくなるため、加湿量はペーパー加湿器の半分くらいになっています。

また、細かい作りになっているものは「カビが生えやすい」傾向にあり、ペーパー加湿器と比べると衛生管理が難しい商品になっています。

加湿目的というよりも、「季節を感じるかわいい置物」として購入する人が多いので、これから購入する方も加湿能力はそこまで期待しない方がいいでしょう。

電気を使わない加湿器の効果を上げる使い方

ここまでに紹介したように、エコ加湿器は電気を使う加湿器と比べて加湿量が少ないので「全然加湿されない」と感じる方は多いと思います。

たしかに、普通に水を入れるだけですと加湿量は少ないですが、ちょっとした工夫をすることで卓上加湿器くらいの加湿量にすることはできます。

そこでここでは、電気を使わないエコ加湿器の加湿量を上げる使い方のコツをご紹介したいと思います。

気温が15℃以下のときはぬるま湯を使うと加湿量アップ

冬場はぬるま湯を使うことで加湿量アップ

秋~冬にかけて、気温が15℃以下になるときは「35℃前後のぬるま湯」を使うと加湿量が上がります。

外気温が低いと水道から出てくる水も冷たくなっているので、給湯器でぬるま湯にしておくといいでしょう。

注意点ですが、熱湯を使ってしまうとペーパー加湿器は変質、陶器は割れが起こってしまうので、熱湯は使わないようにしましょう。

カビの発生リスクは高くなる

ぬるま湯を使う方法は、加湿量が上がるメリットはあるものの「カビの発生リスク」が上がるデメリットもあります。

対処法としては「使用後すぐに冷水で洗って水気を拭き取り、風通しの良い場所で乾かす」といったお手入れが有効です。

結構めんどくさいと感じる人も多いと思いますので、もう少しラクにしたい方はサーキュレーターを使うことをおすすめいたします。

サーキュレーターと組み合わせて加湿量を上げる

エコ加湿器の加湿量を上げたいならサーキュレーターの風を当てる

ペーパー加湿器や陶器製加湿器に「サーキュレーターの風」を当てるようにすると、加湿量が上がります。

特に、ペーパー加湿器ならサーキュレーターの風を当てることで「気化式加湿器」と同じ構造になるので、大きめのものなら卓上範囲くらいは加湿できるようになるでしょう。

ただこの方法はサーキュレーターを使うので「電気を使うなら、エコ加湿器の意味なくない?」と言われたらおしまいです。

既にエコ加湿器を買っていて、サーキュレーターも持っていて「もう少し、しっかり加湿したい」という方におすすめの方法です(それ以外の人は、普通の加湿器を買った方がいいでしょう)。

加湿量が多いエコ加湿器の選び方

ここまで結構厳しめの意見を言いましたが「加湿能力が低いのは分かっているけど、インテリア雑貨として欲しい。・・・でも、やっぱり多少は加湿能力高いやつが欲しい」という方もいらっしゃると思います。

そこでここでは、ペーパー加湿器と陶器製加湿器について、加湿能力が高いものの見分け方や人気のメーカーなどをご紹介したいと思います。

ペーパー加湿器は表面積が大きいものがおすすめ

ペーパー加湿器は表面積が大きいものほど加湿量が多い

ペーパー加湿器で加湿量がなるべく高いものを選びたい場合は「表面積が大きいもの」を選ぶようにするといいでしょう。

  • 【例えばこんな製品】
  • ・花びらになっているもの
  • ・折り畳まっているもの

花びらの形状のものは、花びらの枚数が多ければ多いほど加湿能力は高くなります。

また、見た目の長さが短くても「折りたたまっているもの」は表面積は大きくなりますので、加湿能力は高くなります。

逆に「しおりサイズが1枚だけ」「キャラクターが描かれたぺら1枚のみ」のようなペーパー加湿器は、加湿能力はほぼ無いので避けた方がいいでしょう。

ペーパー加湿器なら「ミクニ」製品がおすすめ

ペーパー加湿器というと「ミクニ」が定番人気のメーカーです。

見た目が華やかな花の形状をしたものや、部屋に緑を追加するフェイクグリーンのような形状のものなど、装飾性と実用性の高い製品が売られています。

防カビ・抗菌加工もきちんとされており、清潔に使えるので、お手入れにそこまで時間をかけられない人にもおすすめです。

陶器製加湿器は素焼きで乾燥させやすいものがおすすめ

陶器製加湿器は素焼き部分が大きくて乾燥させやすいものがおすすめ

陶器製加湿器も表面積が大きいものど加湿能力は高くなりますが、追加で「素焼き面積が大きい」製品を選ぶといいでしょう。

陶器製加湿器の場合「素焼きになっている部分」から、水が少しずつ蒸発して加湿される仕組みになっているので「素焼き面積が小さい」と加湿能力は落ちます。

ネットの商品画像だと「素焼き面積が大きそう」と思っていても、実際に届いたら素焼き部分が小さいということもあります。

また、陶器製加湿器はしっかり乾かさないとカビが生えてしまい、やすりで落としてもきれいにならないことがあるので、なるべく「乾燥させやすい」構造のものを選んだ方がいいでしょう。

圧倒的かわいい「りぶはあと」製品がおすすめ

テレビやSNSで度々取り上げられているので知っている方も多いと思いますが、陶器製加湿器では「りぶはあと」が定番人気のメーカーです。

動物をモチーフにした製品がたくさんあり、素焼き面積も大きい製品が多いので、陶器製加湿器の中ではデザインと加湿能力のバランスがいい印象です。

人気製品は、一度在庫切れになるとなかなか再入荷しないので、気に入った子がいれば早めに購入されることをおすすめいたします。

電気を使わない加湿器の仕組みと効果まとめ

電気を使わない自然気化式加湿器の場合、加湿能力は一応あるものの、電気を使う加湿器ほどではないので製品選びや使い方にコツが必要になります。

ペーパー製も陶器製も、「加湿したい場所の近くにすぐ近くに置く」「気温が低いときはぬるま湯を使う」「サーキュレーターと組み合わせる」ことで加湿能力をアップさせることはできます。

とはいえ、やはり電気を使う加湿器には加湿能力では劣りますので、「しっかり部屋を加湿したい」という場合は、電気を使う加湿器を購入されることをおすすめいたします。

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