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洗濯機のサイズの測り方-買い替えに必要な寸法の見方を解説

はじめて洗濯機の買い替えをする方のお悩みで多いのが、「サイズの測り方が分からない」というお悩みです。

家電量販店の店員さんに聞いても、「チェック表あげるので、自分で測ってきてください」と言われるので、最初からサイズの測り方が分かっていればラクですよね。

そこでこの記事では、洗濯機の買い替えに必要なサイズの測り方や、寸法の見方などを解説したいと思います。

洗濯機のサイズの測り方

ここでは、洗濯機を買うときに測る必要がある寸法と測り方について解説いたします。

「ネットで見つけた洗濯機が家に設置できるか調べる方法が知りたい」という方は、先に下記項目をチェックしてみるのもいいでしょう。

>>>ネットで見つけた洗濯機が家に設置できるか調べる方法

縦型洗濯機とドラム式洗濯機で測るサイズは同じ

最初にお伝えしておきたいのですが、「縦型洗濯機とドラム式洗濯機で測るべきサイズは同じ」です。

サイズ測定は難しいイメージを持っている方が多いですが、測る箇所が分かっていれば5分で終わりますので、チャレンジしてみてください。

洗濯機のサイズの測り方1.蛇口の高さ

防水パンの縁(ふち)から、蛇口の水が出る先端部分までの距離を測ります。

蛇口の高さについては、「延長偏心管」と呼ばれる部品を使うことで、ある程度高くすることができます。

「蛇口の位置を測っていなくて、洗濯機が設置できなかった」という人は非常に多いので、しっかり測っておきましょう。

蛇口の位置が低いときは「延長偏心管」を利用

蛇口の位置が低くて、洗濯機が設置できないという場合は、「延長偏心管」を使うとある程度はカバーできます。

延長偏心管は自分で交換することもできますが、DIYによる水漏れトラブルや水道管破損トラブルが多いので、できれば水道業者に依頼することをおすすめいたします。

また、「元から蛇口の位置が低いことが分かっている」場合は、洗濯機購入前に壁ピタ水栓を取り付けておかないと、洗濯機の設置ができないので注意しましょう。

洗濯機のサイズの測り方2.防水パンの内寸

防水パンのサイズ測定では、「内寸(縁の内側)」を測るようにしましょう。

参考までに、一般的な防水パンの外寸・内寸サイズをご紹介しますが、製品によって内寸(有効内寸)が違うものもありますので、必ずご自宅の防水パンのサイズを実際に測るようにしてください。

防水パンの外寸(mm) 防水パンの有効内寸(mm)
640×640 590×590
740×640 690×590
800×640 750×590

洗濯機のサイズの測り方3.壁面からの奥行

ドラム式洗濯機か、乾燥機能付き洗濯容量11kgクラスの大型洗濯機を購入する方は必ず測定しておきましょう。

特に、マンションで「通路」にドラム式洗濯機を設置される場合は、この寸法はきっちり測るようにしましょう。

ネットで見つけた洗濯機が家に設置できるか調べる方法

ここでは、今まで測定した寸法を元に、ネットで見つけた洗濯機が自宅に設置できるかどうか調べる方法をご紹介します。

縦型洗濯機とドラム式洗濯機で見るポイントが違いますので、分けてご紹介します。

縦型洗濯機を購入するときに確認する寸法

縦型洗濯機の場合は、防水パンの内寸と蛇口の高さだけ確認しておけば基本的に問題ありません。

ただし、乾燥機能付き洗濯機で洗濯容量11kgクラスの大型洗濯機を通路などに置く場合は、壁面からの奥行も確認しておいた方がいいでしょう。

ドラム式洗濯機を購入するときに確認する寸法

ドラム式洗濯機の場合は、この記事で紹介したすべての寸法を確認するようにしましょう。

ただ今のところ、築浅物件やファミリー向け物件でないと、乾燥機能付きドラム式洗濯機は設置できないことが多いので、ご注意ください。

洗濯機のサイズの測り方でよくある質問

ここでは、洗濯機のサイズの測り方や測った後の洗濯機選びでよくある質問と回答について紹介いたします。

洗濯機のサイズを測ったのですが幅がギリギリですが大丈夫ですか?

A.寸法内なら大丈夫です。

例えば、防水パンの内寸590mm×590mmで、ドラム式洗濯機の設置必要内寸が590mmであった場合は、大丈夫な可能性が高いです。

ただこれが、内寸580mm×580mmで、設置必要内寸が590mmのような場合は、設置できない可能性が高いので止めておいた方がいいでしょう。

基本的には50mm位は寸法に余裕があった方が、安心です。

縦型洗濯機で蓋を空けたときに蛇口が邪魔になりそうですが大丈夫ですか?

A.延長偏心管を使えば、蛇口の位置を高くすることができます。

記事上部でも紹介しましたが、延長偏心管と呼ばれる部品を使うことで蛇口の位置を高くすることができます。

購入前から蛇口が邪魔になることが分かっているのであれば、水道業者を読んで延長偏心管を予め取り付けておくようにしましょう。

ドラム式洗濯機を置きたいのですが蛇口が低すぎるのですがどうしたらいいですか?

A.延長偏心管を使ってもいいですが、諦めることも検討しましょう。

延長偏心管ですが、水道管が古いと既存の蛇口の取り外しができず、「壁を壊して水道管交換→延長偏心管の取付」という作業が必要になるため、持ち家でなければドラム式洗濯機の設置は実現できません。

縦型の「蓋を開けるときに邪魔になる」とは違って、洗濯機の設置自体ができないので、この場合はドラム式洗濯機の設置を諦めなければなりません。

そうなると、キャンセル・返品料がかかりますので、余計な費用が発生することになります。

ドラム式洗濯機を希望する方は「乾燥機能が欲しい」という方が多いのですが、最近は縦型洗濯機でも乾燥機能付きのものがあるので、できればそちらの購入を検討することをおすすめします。

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