「朝寒くて起きられない」「夏は大丈夫なのに冬になると朝起きられない」という方は多いと思います。
「毎日規則正しく生活していれば起きられる!」という人もいますが、規則正しく生活していても冬だけは起きられないということもありますよね。
この記事を書いている私は、元新聞配達員で学生の頃は毎朝4時起きでしたが、4年間一度も寝坊することなく早起きした経験があります。
そこでこの記事では、元新聞配達員の私が冬でも毎朝4時に起きるために行っていた、寒い朝でも起きられるようになる秘策をご紹介したいと思います。
もくじ
寒い朝に起きられない原因は1つ
いきなり早起きの秘策を紹介してもいいのですが、お子さんや友達が朝早く起きられなくて「何で起きられないの?」とちょっとお怒り気味に原因を知りたい方もいらっしゃると思います。
そこでまずは、普段は朝起きられるのに寒い朝に何故起きられなくなるのかについて、原因をご紹介したいと思います。
※「秘策だけ知れたらいいです」という方は、下記リンクからページ下部に移動できます。
寒い朝に起きられなくなるのは「体温が上がらない」から
いつもは早起きできるのに、寒い朝に起きられなくなるのは「体温が『上がらない』」からです。
人間は、「体温が下がると眠くなり、体温が上がると目が覚める」という体のメカニズムがあります。
雪山で遭難した人が眠くなったり、一度眠ると二度と目が覚めないと言われているのは、このメカニズムによるものです。
体温が上がらない原因は2つ
では、何故体温が上がらないのかというと原因は2つです。
- 【体温が上がらない原因2つ】
- ・外気温が低くて体温が上がり切らない
- ・代謝が低すぎてもともと体温が上がりづらい
冬になると気温が下がるため、春や夏と比べると体温が上がるペースが落ちてしまい、「朝起きられない」といった現象が起こります。
また、運動不足や不摂生などで常に代謝が低い状態ですと、体温が常に上がりづらい状態ですので、冬に限らずいつも「朝起きられない」といったことになります。
寒い朝でも起きられるようになる3つの秘策
寒い朝に起きられなくなる原因についてご紹介しましたが、ここからは「寒い朝でも起きられるようになる」秘策についてご紹介したいと思います。
秘策と言っても、昔から新聞配達員の中では先輩から後輩に教えてもらう方法ですので、知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
寒い朝でも起きる秘策1.起きたい時間にヒーターを設定
一番効果が高いのが、「朝起きたい時間にヒーターを設定しておく」だけです。
当たり前だと思われるかもしれませんが、無理やり体温が上がるので、寒い朝でも簡単に起きて布団から出ることができます。
昔はヒーターのスイッチを手動で入れなければならなかったのですが、今は「起きる時間にヒーターのスイッチを自動で入れられる」製品もあるので、ヒーターを持っていない方はそちらを選ぶのがおすすめです。
寝るときに服を着こむのは逆効果
最初のころは「ヒーターの電気代がもったいない」と思って、寝る前にジャージや靴下を着こむといったことをしていた時期があります。
ただ、これをやると「眠れない」、「朝起きるときに生温くて起きづらい」といったことがあったため、すぐに辞めました。
とくに、体が大きい人は、寝つきが悪くなりますので服を着込むのはやめた方がいいでしょう。
寒い朝でも起きる秘策2.日頃から体温を上げておく
ヒーターだけでも十分効果があるのですが、「代謝が低すぎる」人は日頃から体温を上げる習慣をつけることをおすすめいたします。
「でも、運動しろっていうんでしょ?」と思われるかもしれませんが、運動以外にも代謝を上げる方法はたくさんあります。
個人的なおすすめでいうと、「生姜のはちみつ漬けを紅茶に溶かして飲む」といった方法でも代謝を上げることができるので試してみてはいかがでしょうか。
寒い朝でも起きる秘策3.朝に体温が上がる習慣をつける
新聞配達員をしていて辛かったのは1年目だけで、2年目以降は自然と朝起きられるようになりました。
習慣化された影響もあると思いますが、2年目以降は「朝何もしてなくても、4時になると体が温かくなる」ようになっていたからだと思います。
なので、朝起きることができたら、その時間に体温が上がる習慣をつけておくと、何もしなくても自然に起きられるようになると思います。
寒い朝起きた後に二度寝を防ぐためのコツ
「朝、一応起きられるけど、二度寝してしまう」「布団から出ることはできるけど、いつの間にか二度寝してしまう」
上記のように、二度寝を何とかしたいという人もいらっしゃると思います。
私も朝起きることができても、二度寝したくなることは度々ありましたので、ここでは二度寝を防ぐためのコツについてもご紹介したいと思います。
朝起きて布団から出たら「白湯を飲む」
二度寝を防ぐためのコツは、早起きするコツと一緒で「体温を上げること」です。
起きることはできても、寝起きすぐは体温がまだ低い状態なので油断すると二度寝してしまうこともありますよね。
そこでおすすめなのが、「白湯(ぬるめのお湯)」を飲むことです。
白湯を飲むと体温を強制的に上げることができるので、二度寝することもなくなるでしょう。
寒い朝起きた後すぐに「ジャンプ」をする
新聞配達員1年生の冬にやっていたのが、「朝布団から出たら、その場でジャンプする」という習慣です。
昔はヒーターのスイッチを手動で入れていたのですが、ヒーターのスイッチを入れずに起きれたときは、この方法を使って体温を上げていまし。
今は歳を取って朝いきなりの運動は命にかかわりますので白湯を飲んでいますが、若い方で「白湯を飲むのはめんどくさい」という方はジャンプされることをおすすめします。
寒い朝でも起きられるようになる方法まとめ
寒い朝に起きられなくなるという方は、起きる時間にヒーターをつけたり、普段から基礎代謝を上げる習慣をつけておくと起きやすくなります。
また、朝起きた後に二度寝してしまうという方は、布団から出た後に白湯を飲んで体温を上げると二度寝予防につながります。
ただ、これだけやってもどうしても朝起きられないという方は、一度睡眠の質について見直してみるのもいいかもしれませんね。